日本人らしい戦い方の落とし穴

ラグビー日本代表の目覚ましい活躍で、日本全体が盛り上がっています。

と、同時に日本ならではの戦術、戦略なんて言葉も取り沙汰されています。

要は、体格に劣る日本人は体格を活かした戦い方をしましょうという話です。

僕はこの言葉や理論には懐疑的な立場をとっています。

もちろん、日本人の特性は活かした方がいいです。それは間違いはありません。体格や性格も含めて特性ですから、長所を活かさない手はありません。

ですが、それは所詮、テクニック。心技体で言えば、技の部分でしかない。そして、日本ではどうも昨今、技と心の部分のみが取り沙汰されています。

ベースの体の部分への言及が少ないのです。僕はここに落とし穴があると思っています。

ベースのカラダ作りが出遅れているのです。

そこには僕は二つの理由があると思っています。

一つ目は、欧米には体格で負けるからココを重視してもしょうがないという心理からくるもの。

二つ目は、日本人は真面目だから練習量で負けていないから体力では負けない。という体力の意味を持久力や忍耐力で判断し、身体作りという観点から離れたパラメーターで慢心している。

これは、僕個人の主観ですし、それに当てはまらない選手はたくさんいるかと思いますがメディアから受ける印象だとこういう部分が残っているような気がします。

というか、メディアはおそらくこういう括りをもって報道していると思っています。

これはかなりスポーツの指導現場、特にジュニア世代の育成においてかなり悪影響を及ぼすと思っています。先日のラグビーでのスコットランド戦の試合後に、藤代さんのツイートでメディアによる影響という意味で同じ意図のツイートがありました。

スポーツの文化の向上には僕たち現場の人間の変革意識も大事ですが、メディアからの変革も大事なのでは??

と、ここ最近強く感じています。