楽RUNのルーツ

「走ることにコツがあるのではないか?」

走ることを始めたきっかけは、小学校のときにリレーの選手になることができず、その悔しさから中学校から陸上競技をはじめました。努力の成果もあり、中学校2年生からはずっとリレーの選手となり、高校以降は更に陸上競技にのめり込むようになりました。

冒頭の疑問は競技を終えた大学3年時にふと頭によぎったものです。実は、陸上競技のトレーニングでは明確に足が速くなるコツのようなものが存在しません。

腕振りや腿上げ、姿勢などを中心にどの選手も行っているトレーニングがスキルといえばスキルですが、決定的な足の速さを作るかというと、そうではありません。実際に、自分自身が経験した大きなスランプを超えるときは、自分の中にはないコツを学ぶことで脱出しました。そうした経験もあって、「もしかしたら、もっとシンプルなコツがあるんじゃないか?」という疑問を感じ、走り方についての研究を始めました。大学3年時の2007年から1年懸けて、現在の楽RUNの基礎となる雛形を作りました。

その後、2012年にランニングコーチとして独立する際に、この雛形をベースに、物理学と解剖学の観点から更に走りのコツを洗練させ、”30分でトップアスリートのような軽やかな走り方身につける”【楽RUNメソッド】としてまとめ、現在の指導のベースを確立。

その中でわかったことは走り方はセンスではなくコツだということ。つまり誰でも見に付けられるスキルだということです。自分は脚の速さは才能で、自分はこれ以上速くなれないんだ・・・ではなく、努力で速くなることができると自信を持って言えるようになりました。

楽RUNのポイント

楽RUNは、「走りの定義」の理解から入り、鍛えるポイントを3つの要素に分解してトレーニングすることで、理論と感覚の両方から学び楽に走れるコツを掴んでいきます。その基礎のポイントを紹介しておきます。レッスンを受ける際はこのポイントを踏まえていただくと、よりスムーズに変化や成長を作ることができます。

走りの定義
  • 自分の体重(重心)を前にすすめる運動
  • 両足が地面から離れる瞬間がある運動
3つの要素
  • 姿勢(バネ)
  • タイミング(リズム)
  • 重心移動(バランス)

これらの知識と、要素を動きながら理解していくと、走りは自分が思っているよりも楽なものだと感じられるようになります。と、同時に自分がもっともっと速くなれる!という未来を実感できるようになります。

変化に特化した指導スタイル

走りはフォームで決まります、そしてフォームは癖であり、癖は思考=考え方で決まります。つまり、走りとはこういうものであるという思い込みからフォームが決まっていきます。楽RUNの指導はこの走りについての、それぞれの考え方を動作や質問によって紐解き、それぞれの課題の原因を明らかにし、改善・変化へ導きます。

変化をしないと成長はないので、徹底的に変化をすることにこだわります。「走りが最高に楽しくなる1時間」をキャッチコピーとして、上記の「体重移動(バランス)・バネ・タイミング」の習得と修練を行い、走りの改善をしていきます。

パーソナルではこのフォームの習得に加えて、走りや筋力など、ご自身の課題に合わせて組み合わせてトレーニングしていきます。教室の場合は、ランニングだとフォーム作りに加えて軽いランニングとウォーキングを合わせてフォームの定着を目指します。かけっこだとフォーム作りに加えて体力作り、姿勢やバネを出せるように遊び要素を加えた筋トレなどを織り交ぜて楽しく1時間トレーニングします。また、かけっこ教室の場合はこの要素のトレーニングとして「縄跳び」を加えています。

走りが楽しくなり、好きになる

フォームが良くなれば、自然とスピードが出て体が軽くなります、そして怪我も減ります。「自分がこんなに軽やかに走れるなんて!」と参加者の皆さんは感動します。子供たちは不思議と自分からたくさん走るようになります。苦しい顔して走るのではなく、笑顔で走れるようになれる。

「走りが最高に楽しくなる1時間」を楽RUNで!


※現在はランニング教室を開催していないので、大人向けはパーソナルでお申し込みください。
子供向けの教室は、東京の成増、湯島教室、神奈川の鎌倉、川崎教室となります。

※イベントなどの開催依頼は、問い合わせからご相談ください。

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