ランニングやかけっこの指導を事業にして8年目になりますが、改めて感じることがあります。
「走る」という能力は才能ではなくスキルだと言うこと
多くの人は才能だと思っていて、速くなるのにはセンスが必要だと思っています。
しかし、走ると言う動作はスキルなので才能やセンスに左右されることは
本当のトップの世界までいかないと出てこないのかなと思っています。
運動神経というものがありますが、これは自分の運動経験の記憶の連なりで、
よい運動経験があると他の運動の動作の予測もできるため、スキルの習得が早くなります。
これは勉強と同じです。正しい知識があれば他の問題も解くことができる。
ただ、やはり勘の良さのような、学ぶ速度が速い人はもちろんいます。
しかし、この学ぶ速度が速いから偉いわけでもなく、学ぶ速度が遅いから悪いと言うこともありません。
足が速いから偉いと言うこともなく、足が遅いから悪いと言うことももちろんありません。
「走る」という動作がスキルだからこそ、努力で克服できる
そのための努力ができることが大事
だと、僕は思っています。
僕がこの教室を開催し続けているのは、「走ると言うことが楽しいものだと伝えたい」
という思いがあると同時に「走ることで自信をつけて欲しい」
という思いがあるからだなと、8年目で改めて感じています。
超天才を育てることは難しいですが、運動を好きになり、得意になるということは
十分にできると思っています。
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